ブリジギングでのジグの種類と使い分け
ジギングで使うメタルジグは、分類の仕方によって色々な分け方ができるのですが、とりあえず覚えておきたいのが、ストレートタイプのまっすぐなジグか、湾曲したり、片側が重くなっているようなジグとかいうことです。
↑これはストレートタイプね
単純にどちらが良いというものはなく、状況によってそれぞれのジグを使い分けることが大切となってきます。
なので、それぞれのメリットとデメリットをしっかりと把握しておくことがブリジギングでは重要となってきます。ブリに出会うまでの時間をどれだけ短縮できるかが変わってくると思います。
ストレートタイプのまっすぐなジグ
ストレートタイプのまっすぐなジグのメリットは、水の抵抗が少ないことがあげられます。
水の抵抗が少ないことのメリットとしては・・・
- 着底までのスピードが速い
- 潮の流れに影響されにくくまっすぐ落とせる
- シャクリあげるのが楽なので疲れにくい
- ロングジャークがしやすい
- 深場でのジギングでも扱いやすい
このあたりがメリットとなってきます。
ただ、もちろん良いことばかりではありません。デメリットも知っておきましょう。
- アクションを付けないとただの棒
- まっすぐ落ちるのでフォールが魅力的でない
これらのジグのメリットデメリットを天秤にかけて、どちらが今の状況に良いのかを読み解くことが大切です。
ま、状況が読めない、分からないときは船長に聞くのが一番です^^
個人的な使い方
この辺りははっきり言って釣り人個人の考え方や趣味にもよるのですが、60mより深いところでメインで使うようにしています。
↑タチウオパターンで使えるジグ
特にタチパターン(タチウオパターン)とも呼ばれるロングジグがメインになるようなときは、もはやストレートのロングジグしか使わないですね。
ロングジグのロングスロージャークが一番のお気に入りです。
湾曲したり、片側が重くなっているようなジグ
湾曲したり、片側が重くなっているようなジグは、上で紹介したストレートタイプのまっすぐなジグよりも水の抵抗を受けやすいです。
この水の抵抗のおかげで得られるメリットもあるのです。
- 水の抵抗を受けてイレギュラーなアクションをする
- ひらひらとフォールし、まっすぐ落ちない
- 流れに乗って斜めに遠くフォールする
- タダ巻きでもアクションをしてくれるものがある
もちろん、水の抵抗がデメリットに働くこともあります。以下がデメリットになります。
- フォールスピードが遅い
- 思わぬ方向に流れていることがある
- 同船している人も同じ系統のジグじゃないとお祭りすることがある
- 潮の流れや水深によっては、底がとれないことがある
- 水の抵抗が強いのでしゃくりで疲れやすい
個人的な使い方
60mより浅いポイントや潮があまり速くないところで使用しています(200m以深の深海ジギングは使うこともある)。
あくまでも個人的な感覚ですが、ブリで使うジグというよりはハマチサイズなどでメインで使っているなぁという自覚があります。
↑シマノのコルトスナイパーフォール
ナブラができていて『キャスティングからのフォール』の出番があるときにも使いますね。
但しこれらは考え方次第で長所であり短所である
上で紹介したメリットデメリットは全て考え方次第でメリットにもデメリットにもできます。
ここで紹介した事例はあくまでも私の中での基本的な考えなので、人によってはもっと応用させてすごい使い方、すごい釣り方があるだろうと思います^^
鵜呑みにせず色々な釣り場でブリを狙ってみてくださいませ!!そして船長の指示したジグは絶対に持っていきましょうw釣れてるパターンなので。
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